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Mt.COOK(=アオラキ)
- 2008/12/24(Wed) -
Mt.COOK(=アオラキ)
12月24日NZのMt.COOKに登頂しました!

クック山頂

12/20(土)成田出発⇒12/21(日)FIJIで乗換え⇒12/21(日)NZ入国/クライストチャーチ
(FIJIから直接クライストチャーチINの予定だったが飛行機が遅れオークランド経由になる)
12/22(月)クライストチャーチ⇒クック村(登山口*レンタカー利用)
12/23(火)いよいよ入山!
日曜から続いた好天は明日の水曜まで、その後ははっきりしない予報。とはいえ、周期的にチャンスはなくもなさそうだが、まる24時間ずっと好天というのは難しいかもしれない。
(今回の好天はおもいっきり高気圧がはりだしているようだ)

※この地域は緯度、海流、気流、地形の関係で基本的にはずっと天気が悪い。
 気にしなければいけないファクターは雨雪の他に、寒気、風である。
 晴れていても稜線の風が時速60km(秒速17m)を超えるとナイフリッジが怖い
 し、寒気が降りると氷が青氷となる。

仕事と準備と旅の疲れは残っているが、今晩出発も考え、あわててセスナを予約、夕刻プラトー小屋に入る。(ヘリはとても高価で断念)


12/24(水) クリスマスイブになぜかアタック!
1、2時間の仮眠で12時ぐらいに起きると、外は風もなく快晴。満天の星空。
支度をし、1時過ぎに出発。

気温は平常と同様でマイナス10度ぐらいか?思ったより寒くない。トレースはばっちりある。(我々と入れ替えで下山したガイドのトレース)
ルートは最初、小屋から大雪原にくだっていく。そしてその大雪原を横断していって氷河の末端にとりつく。クレバスはあると思うが、暗くてよくわからない。
明るくなってわかったが、トレースは大きなクレバスをよけながら続いている。
時折小さなクレバスに遭遇するが、簡単にまたいで行ける。徐々に登りが急になり、前半の核心であるトラバースを越えたあたりから少しずつ空が白み始める。
5時ぐらいに最初の急雪壁の下部(サミットロックへのアプローチ)に到着。ここまでのペースはかなり速いのではないか。(先行Pが取り付いており、落氷・落石を避けるため大休止)
このセクションは大きなクレバスをダブルアックスで越えて、氷混じりの急な雪壁を登るので、ここからロープを出すことにする。クレバスを越えると雪と氷の急斜面。ここから稜線まで2ピッチぐらい。ダブルアックスだが、支点・ランニングはスノーバーでしかとれない。後半は傾斜も緩みタガーポジションで上がれる。
ここからサミットロック含めてツルベでずっと登っていく。トポはぶなの人からもらったが、自作ということもあり、いまいち判然とせず、まぁ支点があったら切りながら登る。ランニングはあいかわらず乏しい。
そんなに難しいピッチはなかったが、いやらしめのところはあった。あと平坦なピッチでロープをたるませてしまい、シュカブラに2回も引っ掛けてしまったのは反省。
前半はハイペースだったのだが、陽が高くなるとそこは真夏の太陽!サミットロックの上は雪の照り返しもあってモーレツに暑くなる。とにかくすごい直射日光!インナーを脱いで、ヤッケをかぶって暑さを凌ぐ。デナリもそうだったが、昼夜の寒暖差がとても強烈である。サミットロックから雪壁のセクションに移るあたりから、その暑さと疲れから急速にスピードダウン(*.*) まぁもうイケルネ!と思って大休止したりしたのもあるけど。そんなわけでアイスキャップ到達は午前中の予定がなんと午後になってしまった。(最初は10時過ぎに立つぐらいの感じだったけど・・・)

クック山頂 はせぴろ
クック山頂 Ipon




あまり時間も無いのと、流石にサミットは風が抜けて寒いので、記念撮影をしてさっさと下山(アイスキャップ上では、展望は最高なのだが足元の岩が頻繁に崩れ落ちる音が聞こえ居心地が悪かった)。帰りは雪も腐ってきたので慎重に下降。サミットロック部分の懸垂は多くの支点がワイヤーで工作してあり、比較的安心なのだが、ちょっと場所がわかりにくい箇所が多かった。傾斜が緩いせいもあって、上から視認して降りるという感じではなく。頃合の距離を降りたら一所懸命に支点を探すという作業が必要だった。50mダブルで降りつつも、支点がわからんとまずいのでだいたい20~30mずつで切って降りた。おまけにガスって視界がすっかり悪くなってきた。そんな状況もあって、相当な時間がかかってしまった。さらにおいらは懸垂でミスって、肋骨亀裂骨折。(以後、ロープ持つのもつらいし、いまだに痛い)

朝(というか未明)に登ってきた氷河もすっかり腐り、トラバースもズブズブ。その下は膝までズボズボもぐってしまい、なかなか進まず。おまけに、ドカっとクレバスに二人とも二回ずつはまり、おいらは首までクレバスにつかってしまった。雪が腐ってヒドンクレバス続出!おまけに夕方にはポツポツと雨が降ってくる始末。濡れ鼠になりながら、とぼとぼと歩くうちにだんだん暗くなっていく・・・・。

22時過ぎ位にようやく小屋に到着。というわけで、21時間ととっても長い一日でした。

*予報通り、翌日から2日間は悪天で小屋からの下山もままならない状況 でした。無事下山できてホッ(~o~)

Mt.Cook アオラキ クック


L:Ipon、Hぴろ (記.Ipon)
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